ニキビには色々な治療方法がありますよね。ニキビ専用のスキンケアで地道にケアしていく人も多いですし、病院に通って、確実に治療していく人もいます。
病院での治療にも自宅での治療にも使われるピーリングは、ニキビに効果が大きいのでニキビ治療の方法として広く使われています。
ニキビを治すピーリングについて紹介していきます。
ニキビはどうしてできてしまうの？
ニキビ治療の方法を考える前に、なぜニキビができてしまうかを知る必要がありますよね。ニキビの主な原因はアクネ菌です。アクネ菌が皮脂などをエサにお肌に繁殖することが原因でニキビが引き起こります。
それではアクネ菌を取り除くことができればニキビは治るのか、といえばそうではないのです。アクネ菌は、他の菌の侵入を防いだりもしてくれるので、全て殺菌してしまうのはあまりお肌によくありません。ニキビができるときには、皮膚の過剰分泌によってアクネ菌が活発になり、作り出された脂肪酸によってニキビができるという仕組みなので、皮脂の過剰分泌を抑えるのはまず第一に大切なことですね。また、角質が古く、厚くなってしまうこともニキビの原因になるのです。古い角質を残さずに取り除くこともニキビ予防につながるのです。
大事なのはアクネ菌を無くすことではなく、アクネ菌が悪さをする環境を作り出さないようにするということなのです。
ピーリングは古い角質を除去する効果がある
そこで、効果的なのがピーリング。ピーリングには古くなった角質を溶かして取り除く効果があります。古い角質と一緒に毛穴に詰まった老廃物も溶かしてくれるので、お肌が再生しやすい環境を作ってくれます。お肌の新陳代謝よくなると、ニキビだけでなくニキビ跡やシミ、色素沈着などにも効果が得られるんですよ。
ピーリングは、皮膚科で行われるケミカルピーリングと、自宅でピーリング剤を使用して行うピーリングの二種類に分けられます。それぞれのピーリングについて紹介していきます。
皮膚科のケミカルピーリングってどんなの？
皮膚科で行うケミカルピーリングは、酸性の薬剤を使って、お肌表面から古くなった角質や毛穴に詰まった老廃物を溶かしていく方法です。効果が大きい分、刺激も強く、お肌が乾燥しやすかったり、別の肌トラブルの元となることもあります。医療行為なので、医療機関でしかできない方法ですが、結構強い薬剤を使用するので敏感肌の人にはあまり向いていないかもしれません。
ピーリングを行うことによって、肌トラブルが起こりそうな場合は、皮膚科の医師としっかり相談をして、慎重に治療を進めていくようにしましょう。もちろん、病院にかかるということで、費用もそれなりにかかりますから、コスト面でも準備が必要です。
自宅でできるピーリングケアについて知りたい！
自宅でできるピーリングは、皮膚科で行うケミカルピーリングに比べると、優しい成分なので、お肌への刺激は少ないですが、その分効果もケミカルピーリングに比べると小さくなってしまいます。取り入れやすいのでまずは自宅でピーリングを行ってみるというのもおすすめです。
古い角質や皮脂を取り除けるので、ニキビやニキビ跡、シミなどに効果が期待できますよ。ただし、自宅でできるピーリングも、お肌の表面の角質を溶かすということはケミカルピーリングと変わらないので、刺激の大きさに差は有れど、お肌に必要以上の刺激を与えてしまうという意味では同じです。だから、ピーリング剤選びには慎重になりたいところです。
ドラッグストアなどでも気軽に購入できますが、安くてどこでも売っているものは刺激も強いことが多いので、成分を確かめて安心して使用できるものを購入しましょう。ピーリング剤は使用方法も重要なので間違えないようにしましょう。また、ピーリング後はしっかりお肌の保湿ケアをすることも大切です。
ピーリングで綺麗なお肌に！
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